切ナクテ、恋シイ、ヒト。


そんながっかりしたアタシの顔に気づいたのか




「お楽しみもあるからさ」

彼はにこっと笑って言った。





そしてその笑顔にアタシはドキっとした。




「あーバス来た、来た。
乗るよ?」



彼はアタシの手を引っ張って薄緑色の市バスに乗る。






バスの中でもずっと手を繋いだまんま・・・。


このまま時間が止まってしまっても

・・・いいかな。




いつまでもこのままで。




なんて。

なんとなく考えた。