彼の言葉は間違ってはいない。 だからアタシ彼の言うとおりもう止めようと・・・。 彼の持っているケージの中で 猫が「みゃぁ」と鳴いた。 そしてタクシーの窓から外を見ると あの生物準備室のときと同じ昼と夜が交わる黄昏時。 ただ、ただ 空はキレイに色づいていた。