切ナクテ、恋シイ、ヒト。


「え?」

店の外見はちょっとクラッシクな感じの建物で

どうやらここはスイーツのお店のようだ。




いや、でも油断してはいけない。



そういうお店にみせかけたラブホかもしんない。




アタシ連れこまれるのかもしんない。






捕まれた手を振りほどき

「ここで何する気?」

アタシは彼をにらみつけながら聞いた。



「なに恐い顔してんの?」

平気な顔して答える。



「だって伊勢田くんいっつも変な事ばっか・・・!」



「変な事・・?」