ポクポクポクと、また音がする。 だが、先程よりか幾分哀しげに聞こえた。 このまま別れては後味が悪いような気が些かした為、少しばかり気に掛かるワードを足掛かりに会話を引き延ばすことにした。 「本当の沼って? 探しているのはこの先に在った沼ではないのかい?」