『おぬしの探し物は目には見えんものじゃな』 何かを探して、外に出た訳じゃない。 だが、木魚は俺の返答など待たずに話し続ける。 『わしの探し物は沼じゃ。確かこのあたりにあったはずなのだがのぉ。だいぶ時間がたっておる故、さっぱり見つからんのじゃ。なにせ、わしがまだ小魚の頃じゃった故になぁ』