◆唯SIDE あれから1週間弱。 “好き”という事に気づいてしまった私は、どきどきして神谷と顔も合わせられない。 神谷が視界に1㍉入った瞬間、私はその場所に立って居られなくなり、 ………逃げる。 …………そして避ける。 そんなこんなで最初は、目が合うと微笑んでくれていたのが、 私のあからさまな避けに、 今じゃ睨みだ。 そりゃそうだよね? はぁ、、 わざとじゃないんだけどな、 どんどん神谷が離れてく。 と思った。