憂鬱な気分を吹き飛ばすように。 私たちはいつもの屋上へと向かった。 すっかり私たちの秘密基地になった屋上は実際に暖かく迎えてくれた。 「私なんかいつも…第一ボタンを閉めて… スカートは基準より上にした事ないんだから…!!」 「それもスゲー」 彼はうししと笑う。 やっぱり昨日のあの言葉は幻だ。 スピーチでより大きな声を出せるように肺活量を鍛えるため、 私は彼に足を押さえてもらい腹筋を始めた。