JDKハルヤ 〜性同一性障害のモデル〜

でも、ケイは言った。





「どちらにしてもおカネはいるんだから。おカネは全てじゃないかもしれない。でも全てのことにおカネは必要だ」





これからのことを考えると余計にその言葉が重たく感じる。





「大学……か………」





一番奥のVIPルームの前に女性が立っていた。