「あ…」 嬉しい気持ちでいっぱいな私は 肝心なコトを忘れていた 「どうした?」 リビングへと続く廊下を先に歩くヒロトが振り向く 「えっと… さっき実家から戻ったばかりで 夕食、まだ何も作っていないの… これから作るから 先にお風呂…って、お風呂もまだ入れてない… あーん… こんな時に限ってー」 「いいよ、毬子 待ってるから… じゃぁ、オレ、風呂入れて 着替えてくるよ」 そう言って、ヒロトはバスルームへと向かった