「な、毬子…」 しばらく抱きしめあっていたが… 「なぁに?」 「体、大丈夫か?」 毬子を抱きしめる腕を緩め、毬子の顔を覗く。 「うん、大丈夫よ」 「そうか…なら… もう大丈夫だよな?」 「……?」 俺の言ってる意味がイマイチ掴めないのか、 首を傾げる毬子。 「俺、もぉ、限界に近いんだけど…」 毬子の妊娠がわかってから悪阻がひどく、 毬子はそれどころじゃない状態で ずっとお預けだったから…