食事を終えた毬子と俺は
ホテルのスイートルームにいた
この部屋も佐戸田の関係のあるホテルで
晃一さんが、用意してくれた
「毬子、大丈夫? 疲れたなら横になった方がいいよ」
「大丈夫、おなかいっぱいになっちゃって苦しいだけだから」
ソファーに座った毬子は、着ていたカーディガンを脱いだ
少しワインを飲んだせいか
頬が紅く染まってるし
瞳も少し潤んでて
なんだか妙に色っぽい…
「さっきの毬子、ものすごく凛としてカッコよかった」
「もう、それはさっき聞いたから~
何度も言わないで、恥ずかしいじゃない…」
そう言って
両手で顔を塞ぐので
隣に座って毬子の頭を撫でた

