「それはきっとないと思うよ、毬子」 「啓人っ!」 後ろを振り返れば 優しい笑顔で私を見つめる私のダンナさまがいた 「悪いな、柴田 オレ、毬子に夢中なんだ お前の気持ちは有難いと思うけど 毬子しか考えられないし オレ、毬子を愛してるから」 私の隣に座り テーブルに置いていた手に啓人の手が重なる