「それで、晃一さん」 ベッドの上に上半身を起こし、晃一さんに姿勢を正した。 「こんな場所ですみません。 毬子さんを僕にください。 僕の一生を賭けて守ります。 そして、お父様を説得するための力を貸してください。 お願いします。」 深く、頭を下げた。 「お兄さま、私からも、お願いします」 彼女も、兄に対し、深く頭を下げた。