「何っ!?ほ…本当か!!」
「ああ。しかも1通だけじゃなく、5から始まって0で終わってるみたいだな。…まさにカウントダウンってか。」
「はは…まさか…。
メールで殺せるって言うのか!?馬鹿げてる!」
「いや…殺人予告とも取れる。…が、俺はそんな気がしない。」
「…何故だ!殺人予告の方が現実的じゃないか!」
「…陽菜が殺人予告を受ける程、誰かの恨みを買ってたと思うか?」
「それは…」
「そんなわけないじゃん!!」
美姫が叫んだ。
「陽菜は、ちょっと口 悪いけど…いい子だよ!誰かの恨みなんて買ってない!」
美姫に続いて隼人も言う。
「そうっすよ。ちょっと口は悪いけど、いい奴でした。」
「…オメェら、褒めてんのか けなしてんのか分かったもんじゃねぇな。」
「いや…だって。けっこう口 悪かったよ?」
「そぉか〜?俺の前では可愛い妹だったんだけどなぁ。」
「あー…陽菜はブラコンだからね。」
「ブラコン…?」
また高村だ。
「おいおい、ブラコンも知らねぇのかよ…。」
「ブ…ブラジャーがシリコン。」
「おい。」


