白雪姫と毒リンゴ


売店で飲み物を選んだ。

私はリンゴジュースを亮に差し出す。

「…ねぇ?」

亮は私の方を向いた。

「私さ…亮が好きっぽい。」

「はぁ!?」

思い切り怪訝な顔をされた。

私でもびっくりしてる。

保健室に恋愛事を持ち込むのが嫌いな私が。

チャラ男の代表の女遊びが超激しい亮を。

好きになるなんて。

「売店で言う話かよ。」

「え?」

「色気もへったくれもありゃしねぇ。」

…挙げ句の果て、溜め息まで吐かれた。