──はぁ 登校中に 大きな溜息が漏れる。 一歩一歩と学校に 近づいていくこの道のり。 一足が重たい。 鉛でも ついているんじゃないだろうか。 ──はぁ 花井君を応援するって 約束したのに……。 大丈夫だって 言っちゃったのに……。 思いっきり振られようって 覚悟を決めたのに……。 今さら 応援できないとは言えないよ。 じゃあ、 その恋愛を応援する? 好きな人が 親友と上手くいくのを見てる? 自分の恋と好きな人の恋。 こんなにも 究極な選択は選べません。