ようこそゲストさん
「どうした?気分が悪いのか?」
きょとんとしたように私の顔を覗き込まれたけれど、
ええ最悪よ、なんて答えて余計な心配をかけるわけにもいかないし、
でも言葉を出す気力も無いしで緩く首を振っただけで返事をした。
「大丈夫だ」
頭をふんわり優しく撫でられた。
全く予想していなかった行動に一気に体が固まる。そういえば今のこの格好は、だき、しめられているという状況では無かったか。
大丈夫って何がかしら!?今の格好が大丈夫じゃないのだけれど!!
今更気付いて顔が熱くなる。
近い近い。密着しているせいで暑いし、転ぶと思って突き出した手のひらに触れる身体は見た目に反してガッチリしているし、なんだかいい匂いもっ、て○○みたいじゃない私のばか!
ちょっと修正有り