でもね、 晴樹君もこれからは来ない。 「晴樹君が退学にならないなら、 何でもするって決めたんだから」 私ははっきりと言った。 「じゃあ、 晴樹は戻って来れるのか」 「…そうだよ」 「じゃあ、 話に行って来いよ! 謝りに行けよ!」 龍慈君はあの事を 言ってるんだろう。 誠意を見せたら 謝りに行くことを。 しっかりしたら 謝りに行くことを。 「…行けないよ」 「なんで?」 「晴樹君が学校に 来るまで会えないよ」 「バカじゃねぇかよ!!」 龍次君の怒声が響き渡る。 思いのほかの大声だ。