図書室のラブレター




***




何も知らない私はいつもと
変わらない今日を迎えた。



今日は
ちゃんと結依に報告する。


それだけを決意して。




いつものように駅前で
結依と待ち合わせする。



そこから徒歩で
学校に向かっている。


駅に着くと
結依は到着していた。




「おはよー」


「うん、おはよ。
あのね、大事な話が…」




さっそく話を
切り出した時だった。



向こう側から声がする。




「蓮実ーーーーーー!!!」




はっきりと聞こえた。



思わず言葉を止めて振り返る。



汗だくで走っている
龍慈君だった。