「私が晴樹君を守る」 「だから無理だって…」 「最初から決めてたら 何も始まらないよ」 「え?」 「いつかきっと その大事な事件は来る」 このまま晴樹君は 絶対に折れないだろう。 だったら絶対に 事件は起こる。 「その時に晴樹君を守るのも 止めるのも私の役目だから」 決心は揺るがない。 「だから龍慈君も 自由になろうよ」 いつまでもそこに 隠れていなくてもいい。 きっと、お日様の下が 似合ってるよ。 私はにこやかに微笑んだ。