ガチャッ 『…』 ドアノブが回った。 思わず喉を鳴らしてしまう。 『あ…』 凌「…あぁ、翔央?」 『寝てたんですか?』 凌「…ん。入って」 『…お邪魔します』 家の中に足を進めて行く。 意外と、綺麗。 凌「座って。何飲む?」 『お構いなく!すぐ帰るんで…』 凌「…なら麦茶なー」 『すみません…』 緊張。 自分の心臓、ウルサい。 …凌さん相手に緊張する日が来るなんて思ってもみなかった。 .