「純君!純君!ひっ、緋山匡がぁああ!!緋山匡がいるぅぅぅ!!」 「あ、おじゃましてるよ。てか、侑姫のマネージャーが入れてくれたんだけど。」 純君の馬鹿! 何でいれるのよ…… 「あ、侑姫ちゃん気づいた?」 のこのこアタシの寝室に入って来ながら 純君が言った。 「ちょ、てゆうか……何でアタシ倒れたの?」 人生で初めて倒れたんだけど。 アタシ基本健康体だから。 って、そんなことよりも…… 撮影中だったのに…… 仕事、途中で抜けるなんてしたくなかった。