那智君は私を担いだままスタスタと歩き出した。 歩くたびに振動が伝わってくる。 「那智く・・・イデッ!?」 し、舌噛んだ・・・ 「藍華さぁ、下着が透けてる」 「へっ?」 透けてる・・・てぇ! 「なんで早く言わないの!?///」 さっき那智君じっと私をみてたし! だ、ダイエットしてればよかった。 いや、そういうことじゃなくて! 「んー、まあいいじゃん。 減るもんじゃないし」 悪びれた様子もなくケロッとした顔で言った。 ・