「やり方が卑劣なんじゃボケェーーー!!」

その日、朝葉は昼の屋上で絶叫していた。

いつもお昼が一緒の友人2人と屋上でランチタイム。

「来るなら堂々と来やがれこのろくでなしやろぉーーー!!」

きっとがやがやと楽しそうにランチタイムをしている他の生徒が、教室でなんだ?とハテナマークをだしているだろう。

息が切れるまで声を出し切ると、朝葉は満足して2人のもとへ歩いた。