[その先が依頼ですか??]

[あぁ、長くなって悪いがここから話さないと依頼の目的が分からないと思って。]

[目的…
総長とクソババアのですか?]

[あぁ。
話すぞ。


加奈は最近になって俺の組を探して会いに来たんだ。]

[えっ…]

[あいつはあの時の写真をちらつかせ俺に話があるといった。

俺はとりあえず奥に通して誰も入ってくるなと脅してから加奈と話た。

加奈の話はこうだ。

{今加奈には殺したいほど嫌いな奴がいる。
でもただ殺したらつまらないから
高校生の時みたいにやってもらおうかなって。

で、どうせだったら日野崎にやってもらおうと思って。
ねぇ、この写真が加奈の手にある限り日野崎は加奈の言うこと聞かなきゃだもんね。

でも、安心して。
加奈はこの元ネガをもう捨てちゃったの。
だから写真はこれだけ。
でもコピーはできるのよ??

日野崎…これは脅しじゃないわ…お願いよ…??}

わかるだろ??

この時加奈が持ってきたのがお前の周りのやつらを人という名の人形にすることだ。
話はわかったか??]

[総長…
日野崎(ヒノザキ)なんて軽々しく呼ばれてるんですね…]


ふざけんなクソババア見てろよ…

俺と琉架がコンビくんで解決できなかった依頼はないんだぜ??

[わかりました。
つまり依頼は加奈から写真をすべて奪うこと。
ですよね??]

[あぁ。
悪いが俺はもうこの口からは過去のことは話したくない。
琉架にはお前からすべて伝えてくれ。]

[はい。わかりました。]

pu-pu-