｢おい、棗!!｣
｢んっ?｣
｢ちょっといいか??｣
｢おう。｣
=====*=====*=====*=====*
｢なんだよこんなとこまで連れてきて…
家のいちばん端じゃねーか。｣
｢ちょっとな…
おまえさぁ…
ナギの気持ちに気付いてんのか??｣
｢あぁ………
気づいてるよ｣
｢じゃあなんで…｢なんでじゃねーよ。
お前だってわかってるだろ。
俺の一言でまたこの関係が崩れるのには耐えられないんだ｡｣
｢じゃあせめて女遊びはお互いに止めないか??
このままじゃお互いのためによくねーだろ。｣
｢そーだな。
潮時かもしれねーな
ここで止めればまだ誰も傷ついてないし…｣
｢やめよーぜ
棗。
組も抜けよう。
｢あぁ。｣
