棗…??
「由香、先帰ってろ。
俺らのマンション変わってないから。
コレ合鍵。」
「わかった。
気を付けてね?」
「あぁ。」
パタパタ……
「琉架。
もういいぞ。出てこい。
何か掴めたんだろうな?」
「あぁ。
もちろん、とっておきだぜ?」
「出せ。」
「命令すんなよ…
俺だって命賭けたんだぜ?」
「わーった、わーった。
…おいクソババア。」
「何よ。
加奈に 言いたいことがあるの?」
「あぁ。
総長の件から手を引け。」
ビクッ…
「何で…
それを知ってるの…」
「お前の仕業なのはわかってる。
証明もできる。
諦めろ。」
「嫌よ。
加奈は手を出してないし。
加奈には黙秘権もある。
加奈の手は汚れてないし……
人形にしたのも加奈じゃない。
加奈は指示しただけ。
こんなあやふやで起訴できるかしら?」
「馬鹿だな………」
「えっ?」



