【緑花SIDE】 あぁ・・・やっとこのときが来た 愛しの彼を自分のものにする事は容易い事ではなかった こんな汚いやり方でも、やっぱり夏樹はあたしの横にいるのが一番いいのよ 今までの彼氏はアクセサリー、金づる、パーティー用・・・ばらばらに付き合ってきた でも、正直、この年だし、いい加減落ち着きたいわけよ それに似合う完璧な男が『白戸 夏樹』だったわけ