たかがネギ、されどネギ。 たかがネギでここまで辿り着いた俺はもしや天才かもしれない。 いや、きっとそうだ。そうに違いない。 たかがネギで親友を傷つけるほど、そんな俺は馬鹿じゃない。むしろ天才だという結論に至ったばかりだ。 今度はメンマだけをターゲットにしよう。 二度とヤツのネギに手を出すことはないだろう。 これからは……たぶん。 俺の餃子を守る為にも……