〜瞬side〜 メイのこと知らずにいた俺はゆっくりと時が流れた。 12月俺が好きな季節。 初めて香吏奈が俺に告白した月。 外は同じように雪が降っていた。 『瞬、今日は凄い雪だね。』 相変わらず香吏奈は笑顔で俺に話し掛ける。 俺は… 頷くことしか出来なくなっていた。