それでも心が和んだのは一時にしか過ぎなかった。 俺の記憶してた日常的なことが少しずつ消えてなくなっていく。 手の感覚 足の感覚 自覚がある中で消えていくから俺の不安は増すばかりだった。 そんな様子を心配してか両親も少しずつ笑顔が消えていくのがわかった。