「ママはズルいよ!今まで家事からも育児からも逃げてきたくせに、急にいい母親になろうだなんて…。アタシがどれだけ色んな事を我慢してきたかわかる?毎朝、一分一秒でも長く寝たいのに早起きした。部活だって入りたかったけど、練習が遅くまであるから諦めた。放課後、友達が何して遊ぶ?なんて相談してるのを横目に早々と帰宅して家の事やってきたの!デートだって…恋よりも家族を守るのを一番に考えてやってきたの!」
「だからこれからは自分のために時間を使って欲しいのよ!今までママは利香に任せきりだった。悪かったと思ってる。緒方さんと結婚したら生活も楽になる。ママが家庭に収まれば全てうまくいく。利香のためにもその方が…。」
「フッ…。」
思わず鼻で笑ってしまう。
「アタシのせいにしないでくれる?結局、ママは自分の事しか考えられない子供なんだよ。アタシたち兄弟のためとか言いながら、全部自分の都合ばかり。もう何も言わない。言う気にもならない。」
「利香…。」
「好きにしたら?どうせアタシが何を言っても聞かないでしょ?そしてまた失敗したらアタシにツケが回ってくるのね?尻拭いするのは全部アタシ!もう慣れっこだよ…。」
「尻拭いだなんて!」
「出てって!もうママの顔なんか見たくない!早く帰ってよーー!」
隣りの病室に聞こえてしまうんじゃないかってくらいの大きな声を出して叫ぶ。
しばらくアタシの泣き声だけがこだました。
「…また来るわ。」
そう言い残すとママは諦めたように病室を去って行った。
「だからこれからは自分のために時間を使って欲しいのよ!今までママは利香に任せきりだった。悪かったと思ってる。緒方さんと結婚したら生活も楽になる。ママが家庭に収まれば全てうまくいく。利香のためにもその方が…。」
「フッ…。」
思わず鼻で笑ってしまう。
「アタシのせいにしないでくれる?結局、ママは自分の事しか考えられない子供なんだよ。アタシたち兄弟のためとか言いながら、全部自分の都合ばかり。もう何も言わない。言う気にもならない。」
「利香…。」
「好きにしたら?どうせアタシが何を言っても聞かないでしょ?そしてまた失敗したらアタシにツケが回ってくるのね?尻拭いするのは全部アタシ!もう慣れっこだよ…。」
「尻拭いだなんて!」
「出てって!もうママの顔なんか見たくない!早く帰ってよーー!」
隣りの病室に聞こえてしまうんじゃないかってくらいの大きな声を出して叫ぶ。
しばらくアタシの泣き声だけがこだました。
「…また来るわ。」
そう言い残すとママは諦めたように病室を去って行った。


