利香15歳・5児の母です!

「あのね、利香…。」


「ねぇ?」


何か話したげなママの言葉をアタシは遮った。


「ん?」


「ママから見て、アタシは十分やれてなかった?」


「えっ?」


ママが大きな目を見開く。


「アタシ、ママの代わりに一生懸命やってきたつもりだよ…。そりゃまだまだ力不足だったし、時々は失敗もしたけど、アタシずっと頑張ってきたもん。」


頬から枕にとめどなく流れる涙を、ママが指ですくう。


「利香…。あなたは十分やってくれてる。」


ママが微笑む。


「だったら…。だったらなんで今さら再婚なんてするの?どうしてアタシに何の相談もしてくれなかったの?」


声が震え、ママの指じゃすくいきれない位涙が溢れた。


子供みたいに泣くアタシの頭を、ママが撫でる。