利香15歳・5児の母です!

「利香…。あなたには今まで苦労かけっぱなしだったけど、これからは自分の好きなようにしていいのよ?」


「君が利香ちゃんだね?話しは聞いてるよ?家族のために一生懸命頑張ってるんだってね?」


これからはアタシの好きなようにしていい?


ふざけるな!


悔しさと、行き場のない怒りがフツフツと湧き上がる。


アタシはゆっくりと立ち上がった。


「なに…言ってんの?」


「えっ?」


「さっきから何勝手な事ばかり言ってるのよーー!」


アタシの声に、騒いでいたみんなが静まる。


ママの顔から笑顔が消えた。


アタシはママをキッと睨みつける。


「今まで散々好き勝手やってきて、今さらアタシの好きにしていいって…。アタシはママの都合のいい家政婦じゃない!ずっと、ずっと、家族のために頑張ってきたのに、結婚が決まったから苦労かけない?笑わせないでよ!」


「利香…。」


ママがアタシに手を伸ばす。


パシン…。


その手をアタシは乱暴に払いのけた。