利香15歳・5児の母です!

「いいの、いいの!どれが美味しいか調査してきてね!」


「どうする?行く?俺、もう授業中からアイスモード全開だったし、1人でも行くけど…。」


成宮君が千草をちらっと見た。


「じゃあ…。利香、ごめんね?」


「いいよ!気にしないで!」


「じゃぁ、利香またな!」

「うん!バイバーイ!あっ、光一待って!」


「うるせぇ!」


「冷たいー!利香には優しいくせにぃ。」


「だって利香は彼女だもん。」


アタシは千草と成宮君の後ろ姿にずっと手を振りながら見送った。


涙がこぼれた。