「利香の事、相談に乗ってあげてるうちに私、だんだん気持ちを押さえる事ができなくなっていったの。
ダメだって頭ではわかってた。
でも、成宮とメールしたり、一緒にアイス食べに行ったりしてるうちに、好きな気持ち、伝えたくなって…。
そしたら成宮も私の事を…。
ごめんなさい!
どうしても言えなかった。
卑怯者は私だよ。
成宮の事奪っておきながら、利香の事も失いたくなかったの。」
千草は涙声になりながら真実を語ってくれた。
アタシも目頭が熱くなる。
アタシたちは2人とも弱虫だったんだ。
そして、お互い、大好きなんだよね。
それがわかっただけで十分だよ、千草…。
ダメだって頭ではわかってた。
でも、成宮とメールしたり、一緒にアイス食べに行ったりしてるうちに、好きな気持ち、伝えたくなって…。
そしたら成宮も私の事を…。
ごめんなさい!
どうしても言えなかった。
卑怯者は私だよ。
成宮の事奪っておきながら、利香の事も失いたくなかったの。」
千草は涙声になりながら真実を語ってくれた。
アタシも目頭が熱くなる。
アタシたちは2人とも弱虫だったんだ。
そして、お互い、大好きなんだよね。
それがわかっただけで十分だよ、千草…。


