利香15歳・5児の母です!

「ハァハァ…、利香…、どうしたの?」


千草は息を切らし、苦しそうにしゃがんだ。


「ごめん。でも、どうしても早く話したかったんだ。千草と…。」


「アタシと…?」


呼吸を整えながら千草がアタシを見つめる。


アタシはガバッと頭を下げた。


「えっ、えっ?利香、な、何?」


アタシの行動を見て千草はますます混乱。


一呼吸置いてアタシは話し始める。