どうしようもない嫌悪感に見舞われ、アタシの神経は相当参っていた。


学校が終わってもすぐに家に帰り、家事をする気分になれない。


なんだか疲れた。


若干15歳にして人生に疲れたなんて生意気な話しなのだけど、アタシはやる気を失ってしまったんだ。


ひどい自己嫌悪に陥っていた。


アタシはなんて小さい人間なんだろう。


そして思い知った。


アタシにとって、千草と過ごす学校生活がどれだけ心の支えになっていたのかを…。