利香15歳・5児の母です!

「利香どうしたの?!」


優に背負われて帰ってきたアタシを見てママは驚いた。


「こいつ熱があるみたいで。休ましてやって下さい。」


優はアタシを寝室まで運んでくれた。


「ありがとう…。ごめんね?」


「いいからゆっくり休めよ!新聞配達は任せろ!お前が良くなるまで代わりに俺が行ってやるから!」


「そんな…。悪いよ…。」

「いいから!その代わり、給料貰ったらたこ焼きご馳走してな!」


「うん…。」


優の優しさと気遣いが嬉しくて、胸の奥が熱くなった。