夏休みも後半。


夏期講習が終わった。


学校へ行かなくなり、クラスメートとも、優とも会う機会がなく、アタシは家族中心の生活。


いつしか新聞配達の時間も優は現れなくなった。

アタシが避けている事を感づいたのか、それとも早朝のジョギングをやめたのかはわからない。


なのに、ますますアタシの思いは募っていく。


今頃優は何をしているんだろう?


そう考える事が増えた。

酔っ払って帰ってきたママが、「今日優君がね〜」なんて話し始めると、耳をダンボみたいに大きくした。