「お前、疲れてるんじゃないのか?」


「疲れ?」


「うん。家事に講習、勉強とバイト…。休む暇なんてないだろ?」


「まぁ、ね。でも平気!アタシ、体だけは丈夫だもん。」


腕をグルグル振り回し、足をバタバタさせて元気アピール。


こうしてテンション上げながらバカやってなきゃアタシの気持ちが見透かされそうだもの。


「うわ!めちゃくちゃ元気!心配して損したわ!」


優がアタシの頭を軽くこついた。