利香15歳・5児の母です!

「いらっしゃい…。」


髪の毛を振り乱し、雑巾片手に迎え出るアタシを見て、ホッとしたような顔をしながら優がスーパーの袋を差し出す。


「これ、お土産!お菓子とジュース!」


「わぁ、ありがとう。気を使わなくて…。」


「お菓子だって!」


ドタドタ…。


寿一が優の手から袋をひったくる。


「こら、寿一!お礼は?」

「ハハッ…。いいって、いいって!」


「どうもありがとうございます。」


寿一に代わり、大貴が深々と頭を下げた。


「おぉ!あん時の赤ん坊か!」


頭を撫でられた大貴は、サッとアタシの後ろに隠れた。


「狭くて騒がしいとこだけど上がって。」


やっと、優がうちに足を踏み入れた。