利香15歳・5児の母です!

「ねぇ、最近、牧村君と仲良いよね?」


「うん。アイツ、何気にいいヤツなんだよ?色々相談乗ってくれるし、バイトを探してくれたのも優なんだ!」


「ふぅ〜ん!」


「な、何よ?」


ずっとニヤニヤしっぱなしの千草に怪訝な顔をした。


「なんか、利香と牧村君、いい感じぃ!」


「はぁ〜?!」


「もしかしたら、牧村君、利香の事好きなんじゃないの?」


「んなわけないじゃん!」

顔に火がついたみたいに暑くなった。


「だって、そんなに助けてくれるなんて利香に気があるからじゃないの?このこのぉ!」


千草が肘でアタシのわき腹をつつく。


「違うよ!優とアタシのママは友達同士なの。だから助けてくれるだけだって!」


「そうかなぁ?」


「そうだよ!」


背中に汗が流れた。