「エマが食べなくてよくても他の兄弟たちはどうするの?」


「それは…。」


チラリと兄弟たちが非難した部屋を気にしながら爪で爪を弾くエマに追い討ちをかける。


「これじゃ家の電話代が払えなくなって止まるのも時間の問題だね!」


「そんなぁ…。」


「話しなら学校ですればいいじゃない?携帯は高校生になってから自分でバイトして買いなさいよ?」


「それじゃ遅いんだよ!」

「何が遅いのよ?」


「時代の流れについていけなくなるー!友達無くすよぉ。」


エマはクッションを抱きながらメソメソした。