夏恋つづり

「莎矢がいなくなっちゃうのは寂しいよ…。またこっちにも遊びに来てね…!」


千香の目も潤んでいる。



教室からはすすり泣く声が聞こえてくる。



私は零れる涙で色紙に書かれたメッセージが滲まないようにギュッと胸の中に抱きしめていた。