夏恋つづり

「莎矢、ちょっといい?」


そう言った絋の顔は、笑顔がなく、恐い顔をしていた。



「…うん。」



私は頷いて、立ち上がる。


みんなは何があったんだろう…というような顔をしながら私と絋を見ている。



さっきまで、楽しく笑っていたのが、一気に静まりかえってしまった。