夏恋つづり

「あ!莎矢、ここ覚えてるか?小学生の頃、優しいお婆さんが住んでてさ、よく学校帰りにお菓子もらったよな!」



絋が一軒の家の前で止まった。



大きな銀杏の木が立つ緑色の屋根の家。



そういえば、そんなことあったなあ…。



低学年の頃だったよね。



あの頃は、毎日のように絋と一緒に帰っていたな…。