深夜2時35分 ある都市にある小さな公園。 そこでは微かに声が響いていた。 「やば、こんな時間じゃんっ」 「え、あぁ…」 やっと気が付いた、という様に携帯を見る。 隣では焦る友人がベンチから立ち上がった。 「もう帰ろ、真実(マミ)」 「うん、そだね…」 公園の出入り口まで歩いて、立ち止まる。 「あんま思い詰めないように! んじゃまた月曜ね!」 「うん、またねっ」