拓斗が,うちの腕をつかんでいた。 「ん…?」 振り返ると,拓斗にギュッとされた。 拓斗の匂いが入り込んでくる。 拓斗の唇が, うちの唇に触れた。 『じゃあな!』 拓斗は,ニコッと手を降って走って行った。 うちは,いきなりの事でビックリして,そこにしばらく立ち尽くしていた。