『強がるなよ?』 拓斗は,優しい声でうちに言い残して,教壇の方へ行った。 『こんなヒドいイタズラやった奴,誰?』 拓斗の言葉で,ざわざわしてたみんなが静かになる。 『本当に,誰もなにも知らないの?』 愛美も,みんなに問いかける。 『クラスのみんなを疑ってるの?』 学級委員の絵里が,怒った様子で言う。 『疑ってるんじゃないよ! 紗夢が,どんなに辛いかわからないの?変なメール回されて,終いにはこんなヒドい事までされて…』 愛美………